2025-01-29

本好きの下克上 第2部 あらすじ

 本好きの下克上 第2部 あらすじ

第二部 神殿の巫女見習い

第二部では、神官長フェルディナンドに庇護され神殿で貴族のように
遇されるマインが、印刷技術を開発して本作りの集団グーテンベルクを
結成したことと、愛する家族を陰謀から守るために絶縁して領主の養女と
なったことが語られる。

マインが入った神殿は、貴族の血筋の青色神官、巫女と孤児出身で青色に
仕える灰色神官、巫女による身分社会だった。

平民でありながら青色巫女見習いとなったマインは神殿内部や貴族から
敵意を受けるが、マインの能力を認める神官長フェルディナンドに擁護される。

マインは工房長として印刷技術の確立に動き、また、高い魔力を大勢に示した
ことで、その能力、知識を独占しようとマインを拉致する企みもあった。

フェルディナンドはマインの身を案じて貴族との養子縁組を斡旋する。
しかし、前世での母との薄い関係を悔いたために今世での家族を大切に思う
マインにとって、養子縁組は受け入れがたい選択だった。

マインの周囲の大人は、マインを守るために協力するが防ぎきれず、
貴族の害意は家族にも向けられる。

第二部の終わりでは、印刷技術の革新性を理解した領主ジルヴェスターが、
マインに偽造された身分を与えた上に自身の養女とすることで、
マインとその家族の安全を守る。そのためにマインは愛する家族との
絶縁を余儀なくされる。


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